今月の勉強会は肝性脳症治療薬 リフキシマ錠についてでした。
肝性脳症とは劇症肝炎、肝硬変などに伴う意識障害を主とする精神・神経症状の総称です。
その発症には、アンモニアが中心的な役割を担っていると考えられます。

リフキシマ錠は難吸収性リファマイシン系抗菌薬です。
腸管内アンモニア産生を抑制に血中アンモニア濃度を低下させます。
これまでは保険適用外でカナマイシンやバンコマイシン、ポリミキシンが用いられていました。
リフキシマ錠が肝性脳症の保険適応を有する唯一の抗菌薬として発売されました。

肝性脳症に用いられる主な薬剤はラクツロースなどの合成二糖類、アミノ酸製剤であるBCAA、難吸収性抗菌薬です。
これらを2剤、3剤併用し血中アンモニア濃度を低下させます。