”電子処方箋”をみなさんご存知でしょうか。令和５年１月２６日から準備の整った医療機関、薬局で利用できるようになっている電子化された処方箋なのですが、うちの薬局ではまだ一度も持ち込まれたことはありません。と、いってもうちもまだ準備ができていなくて、持ち込まれても対応できないんですけどね(>_<)ベンダーさんにシステムの発注はしているのですが、あちらもオンライン資格確認優先で忙しくてなかなか手が回らないようです。このような状態の電子処方箋ですが、モデル事業として令和４年１０月末から全国で４地域で行われています。そのうちの一つ山形県にある日本海総合病院の院長による「電子処方箋の実際とこれから」と題した講演がありましたので聞いてきました（WEBです）。やはりはじめは大変だったこと、少しずつ参加する医療機関、薬局が増えてきたことなど興味深く聞かせてもらいました。やはりこの電子処方箋によるメリットはオンライン上で診療情報やお薬情報を共有できることなので、そのためには多くの医療機関、薬局で実施しなければ効果も半減してしまいます。なんとか一気に普及が進めばいいのですが、なかなか難しいんでしょうね。
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